スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2019.09.21 Saturday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    [クリック!]

    スパイを逃した「法の壁」

    0

      【再び、拉致を追う 第10部 明日への提言(上)2】

       
      スパイを逃した「法の壁」


      2013.12.16 11:05 (1/3ページ)再び、拉致を追う


      http://sankei.jp.msn.com/world/news/131216/kor13121611060004-n1.htm


       昭和60年3月1日早朝、外事警察の捜査員たちは緊張した面持ちで東京都足立区西新井本町のマンション前に立っていた。ここをはじめ十数カ所の家宅捜索が一斉に始まった。


       戦後史に残るスパイ事件「西新井事件」の捜査が本格化した瞬間だった。北朝鮮工作員が身寄りのない日本人男性の戸籍を買い、男性になりすまして十数年にわたって活動していた事件だ。

        この捜索の3年前、捜査の端緒となった情報を警視庁にもたらしたのは韓国情報機関だった。「小住健蔵なる日本人は北朝鮮のスパイだ」。「小住さん」は数年 前から突然、活動が活発になり、免許や旅券を取って会社まで起こしていた。「小住さん」になりすましていたのは朝鮮労働党対外情報調査部の工作員、チェ・ スンチョルだった。

       中肉中背、引き締まった顔付きで目立たない男。40代のチェは用心深く行動していた。内偵を始めた捜査員はあることに気づく。自分たちの他にも複数の組織が追尾している。韓国情報当局、それを警戒する在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)、そして謎の日本人だった。

       「調べて驚いた。米CIA(中央情報局)が日本人に作らせた探偵社で30人もの要員を抱えてチェを追っていた」。対北情報捜査の現実がそこにはあった。チェの正体は極東地域の大物工作員だった。

       

       背後に迫る捜査を感知したチェは、58年にマレーシアに出国し、こつぜんと姿を消した。

      「丸腰では戦えない」

        主犯は消えたが、捜査は続いた。警視庁は、会社を引き継いだ在日朝鮮人の男が「土台人」と呼ばれる補助工作員であることを突き止めた。男は深夜のラジオ放 送で北朝鮮の指令を受けていた。だが、日本にスパイ罪はない。捜査員は苦心して会社の登記に虚偽の記載があることをみつけ、公正証書原本不実記載容疑で、 チェがいない中、ようやく家宅捜索に踏み切れた。

       捜査に加わった元公安刑事が言う。「われわれに武器をくれといいたい。日本は各国機関の情報戦の舞台なんです。令状が取れない。だから外国人登録法違反や、公然わいせつ罪まで使ったこともある。はっきり言って、罪状の捏造(ねつぞう)ですよ。これでは戦えない」

        消えてしまったチェは蓮池薫さん(56)、祐木子さん(57)を拉致した実行犯の一人で、日本人拉致に深く関与していた。北朝鮮帰国後は被害者らと頻繁に 会っていたことが、平成14年の小泉純一郎首相(当時)訪朝で帰国した被害者らの証言でようやく判明する。チェが国外移送目的略取容疑で国際手配されたの は、西新井事件の家宅捜索の21年後であった。


      法整備求める声も

       スパイ防止法は昭和60年、中曽根康弘政権当時、自民党から国会に議員立法として提出されたが、世論の反発や党内ハト派からの反対で結局、審議未了のまま廃案となった。

       また、逆に情報を集めて分析する対外情報機関の創設については、小泉政権時に「対外インテリジェンス機関(仮称・対外情報庁)」構想として検討されたが、研究に終わっている。

       この構想の中心人物だった大森義夫・元内閣情報調査室長はこう述べる。

       「法整備、情報機関の創設とも簡単ではないが、日本はまずカウンターインテリジェンス(防諜=敵の諜報活動を防御する)から始めるのが現実的だろう」

       日本では北朝鮮だけでなく、中国、ロシアなどもさまざまな諜報活動を行っている。一方で質の高い情報が上がらなければ、国家が意思決定を誤る事態はいつでも起こり得る。

       拉致被害者の家族からも法整備を訴える声が上がっている。増元るみ子さん=拉致当時(24)=の弟、照明さん(58)はこう訴えている。

        「日本で拉致実行犯の協力者が普通の生活をしていること自体が信じられない。スパイ防止法を成立させ、工作員や協力者を摘発するシステムをつくってほし い。私の姉も私たち家族も人生の長い時間を犠牲にしてきたが、それを無駄にしないために、日本はやることがあると思っている」

                         ◇

       日本は、北朝鮮による拉致をなぜ防げなかったのか。他国からの侵害と悲劇を二度と許さない方策を探る。




       


       


      [クリック!]

      スポンサーサイト

      0
        • 2019.09.21 Saturday
        • -
        • 07:21
        • -
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        [クリック!]
        コメント
        コメントする








           

        PR

        calendar

        S M T W T F S
              1
        2345678
        9101112131415
        16171819202122
        23242526272829
        3031     
        << August 2020 >>

        recommend

        recommend

        links

        profile

        selected entries

        categories

        archives

        recent comment

        search this site.

        others

        mobile

        qrcode

        powered

        無料ブログ作成サービス JUGEM